久しぶりに声を出して笑ったアニメ。
といっても、それは十二本中一本だけだが。
だからといって、それ以外の十一本がつまらないというわけではない。 群馬県に関するあるある、蘊蓄を誇張して、それを笑いに変える 。
上毛(?)カルタ(漢字が合っているかは不明)の優秀者で結成された特別警察みたいな連中や群馬県民以外が食べたら死んでしまうご当地スイーツ、来たるべき戦争に備えた自販機店舗など、事実を下に話を大げさにするその手口が秀逸。
はっきり言って、群馬県に行ってみたくなった。
真面目な話、このアニメによって聖地巡礼する人が増えたんじゃないかと思う。
何かのアンケートで群馬県は人気投票最下位だったらしいが、もうベスト3に入ってるんじゃないかと思うほど、俺の中で群馬の魅力はうなぎ登りだ。
多様性というのは大事だとつくづく思う。
他の県ももっと個性を出していった方が良い。
お前はまだグンマを知らない 1巻 (バンチコミックス)
いや、しかし、差異はどの県にもあるわけだから、誇張すれば『お前は、まだ○○を知らない』他県バージョンを作れるはずだ。
例えば、静岡県バージョン。 山梨県と富士山の所有権(?)を争っているので、山梨県からの転校生は、諜報員ではないかと疑われるとか、領有権を主張するため富士山で暮らしている県民とか、富士山静岡空港を赤字覚悟で建設したのは既成事実を作るためだったとか、富士山ネタだけでも結構話は膨らむ。
そういえば、以前番組の企画で富士山といえば、静岡県か山梨県かという街頭アンケートを日本中でやり、結果、半々だったというものがあった。ちょうど半々って、やらせだろと思ったが、番組はやらせではないと主張していた。
だが、明らかにおかしい。
富士山といえば静岡県ですよね?
やっぱりあれはやらせだったのだろう。
テレビ局に山梨県民の工作員が紛れ込んでいたか、アンケートのことを聞きつけた山梨県民が番組スタッフについて回ってその都度アンケートに答えたり、他の善良な富士山は静岡のものと思っている人の妨害をしていたのではないか?
一本三分未満なので、気軽に見られるのも魅力。
エンディングテーマ曲はキャッチーで、かわいらしいヒロインが出てくるのも群馬の魅力を高めるのに一躍買っている。
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