アニメ・シティーハンターのラストがたまらない。ラストといっても最終回ではなく、毎話ごとのエンディングのことだ。終わり間際のシーンでエンディングテーマ曲『ゲットワイルド』が流れるのだが、わくわくする。
その回の物語はそれで終わりなのだが、これからも主人公・冴羽りょうの活躍は続くのだという希望に満ちた、期待に満ちた印象を強く受けて、曲が流れ始めると興奮を禁じ得ない。
俺がりょうの魅力にやられてしまっているからだが、非常にうまい演出だと思う。かつて、大学の先輩たちがカラオケで『ゲットワイルド』を歌いまくっていたが、その理由が今になってわかった。
先輩たちはシティーハンターを見ていたのだ(たぶん)。
とにかくそんな風に素敵なアニメなのだが、気になる点もある。
りょうがセクハラしまくりなのだ。『このすば!』みたいに気の利いたセクハラ(あくまで個人的見解です)ならいいのだが、りょうの場合、尻を撫でたりベッドに誘ったり下着をありがたがったりと芸がない。
しかも当時のおじさんたちは年下の部下に平気でそういう行為をしていたのだろうなという想像が働いてしまってアニメを純粋に楽しむ障害になってしまっているのは残念だ。
物語と割り切って俺は楽しく見てるけど、セクハラ描写がきつくて見るのを諦めてしまっている人も多いだろう。
なんか今調べたら、GetWild退勤なるものが流行っていると知った。退勤すると同時にGetWildを聞くという行為だ。
めちゃくちゃ良い仕事をした気分になるらしい。
それわかる、と思った。
GetWild、俺も車のUSBメモリに入れておこうかな……。
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